ギフテッドの子にとって必要なこと
■ギフテッドの子にとって必要なこと
以前、アメリカのギフテッド校で教師をされている先生のお話をお伺いする機会がありました。
その時にお話されていた「ギフテッドの子にとって必要なこと」は以下のようなことでした。
①情熱持ち続けること、挑む姿勢
②自分の可能性にワクワクできること
③ギフテッドの子は「挑まれたい」ので常に、ミリ単位の負荷をかけ、 チャレンジさせ続けること
④学習はアクティブラーニングで
⑤活動量を増やして出会うべき人に出会う
そして、ギフテッドの子にどんな教育・・というより、興味をもったものにはとことん情熱を傾けて習得していくので、その情熱をもてる心身の状態、環境を保つことが重要だということでした。
ギフテッドの子はOE(Over Excitability、過剰激動)の気質があるので、他人の感情に敏感だったり、自分の感情をもてあまし自分を傷つけたり、環境があわないと心身を病んでしまったり。
ここの「心身の状態、環境を保つこと」を身近な人がどうフォローしてあげるかが何よりも重要です。
また、ギフテッドの子は生来の完璧主義から、自分が快適と思うゾーンが狭く、放っておくと、どんどん狭くなっていくので、その枠を常に広げるための働きかけが必要(自分ではやらないので周りから)
あえて苦手に挑戦する機会をつくる必要があり、でも失敗を悲観的にとらえやすいのでミリ単位で調整していくことが必要。
必要があれば背中を押すけど、押しすぎない、1歩進んで2歩下がるような調整も必要
本人の完璧主義や、周囲のネガティブフィードバックで物事に対するやる氣をうしないやすいので、そのフォローが重要
そして、師となり得る人と出会えるか・・・
ということでした。
この内容が必要だからこそ、ギフテッドの子は一斉教育にはフィットしにくいんですよね。
「快適と思うゾーンが狭い」というのもの特徴
そして、広げる時に大事なのが
「ミリ単位の調整」
ギフテッドは
新しいことに対する不安から取り組む気になるまでが大変
失敗したくないからやりたくない、失敗したらどうする?やめたくなったらどうする?などの不安感でいっぱいです
取り組んでも最初はうまくいかないので、完璧主義から自分を責めるので
ここでうまくフォローしないと
もう二度とやらない
(文字どおり未来永劫やらない)
なんてことも起こります
でも、ちょっと興が乗って軌道に乗ると、爆発的に習得する
物事を習得するスイッチのONとOFFの切り替えが0か100という極端すぎるのもギフテッドの特徴です。
100を発揮するためには押したり引いたりというをミリ単位で調整していかなければならない。
日本でこのような取り組みは公立、私立問わず、なかなかに難しいなと感じます。
サポートする側がその子をよく見て理解して、辛抱強くつきあうことが求められます。
あと、ギフテッドの子に必要なことについて、心に接するセラピストとして私の経験から付け加えるとすれば
「ギフテッドの子自身が自分の心の扱い方を学ぶこと」
だと思います。
サポートはいつかなくなります。
自分一人で人生のどんな場面においてもレジリエンスを発揮できるよう、自分の心の扱い方、自分の心の癒し方を学んでいくことが大切です。
次はギフテッドにとっての「良い先生の資質」についてまとめます。
お読みくださりありがとうございました
弥栄
マインドヘルスセラピスト
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